2012年07月
2012年7月27日
白馬岳
MOUNTAIN DIARY > 長野県 > 白馬岳
白馬岳
しろうまだけ
(標高2932m)
[日時]
2012年7月21日~7月23日
昨年亡くなった祖母が女学生時代に登ったという白馬岳に
追悼を兼ねて父と登ってきました。
今回はペンションあぎの山岳ガイド、森さんにガイドをしてもらいました。
[行程] 2泊3日
猿倉⇒白馬岳(大雪渓ルート)⇒白馬鑓温泉⇒猿倉
【1日目】
猿倉にある山小屋。今回のスタート地点
登山の注意事項
スタート時はいたって快晴
大雪渓の手前にある白馬尻小屋
アイゼンを装着して大雪渓に臨みます。
大雪渓
人で賑わい行列となっています。
落石があるため、常に頭上は注意が必要
小雪渓
大雪渓ほどの長さはないがここでもアイゼンを装着
標高2000mを超えたあたり。
このあたりから雨が降り出しレインコートを着用
白馬は沢山の高山植物が見られ
ここに書いてある植物が生息しているそうです。
村営の白馬岳頂上宿舎
ここから白馬山荘までは30分程度
ちなみにここでも宿泊することは可能
白馬山荘に向かって。
白馬山荘
昭和9年の白馬山荘
ちょうど祖母が訪れた頃のものだと思われる。
その当時から立派な小屋があることがうかがわれる。
白馬山荘が100周年の際に配られた手ぬぐい
昔の登山スタイルが描かれている。
白馬山荘での食事
途中で気づき写真を撮ったので食べかけだが
3000m近い山の上で食べる食事とは思えないほど立派
【2日目】
2日目の早朝に白馬岳山頂を登頂
白馬山荘より10分程度。
靄がかかってしまい景色はよく見えない。
しばらくすると靄が晴れ、最高の見晴らしに。
彼方の稜線までくっきり見える。
白馬山荘
日本最大の山小屋だけあってその大きさが伺われる。
宿泊者数は800人(以前は1500人)と公表している。
白馬岳頂上宿舎付近のテント場
しばらくは稜線に沿って進む。
天気が良かったので見晴らしも素晴らしい。
杓子岳山頂
手前側が富山県でなだらかな傾斜となり
奥側が長野県で断崖絶壁となっている。
白馬鑓温泉小屋手前の雪渓
今回は有名な大雪渓、小雪渓の他にまだ沢山の雪渓が残っていた。
白馬鑓温泉小屋に到着
標高2100mにある標高日本一の天然湧出量だそうです。
なかなら登山中での入浴はできないので貴重。
小屋のすぐ下にはテント場がある
【3日目】
朝4時30分
露天風呂に浸かりながらのご来光
下山途中にも雪渓が残る
標高が2000mをきると景色も一変。
木が生い茂る緑地帯へ。
水芭蕉
下山は白馬鑓温泉小屋より約5時間
スタート地点の猿倉に戻り、終了。