2009年05月
2009年5月 6日
『劔岳 点の記』
BLOGS > カワセのブログ
『劔岳 点の記』と言えばこの夏公開の浅野忠信さん主演の映画です。TVの予告編
もやってますし、山ノボラーの方には雑誌や店でも、もうお馴染みかもしれません。
以前(と言っても昨年ですが)ドイさんから原作を貸してもらいました。貸してもらった
時に、うかつにも弱めの歴史オタクの属性も持つボクは、新田次郎さんと聞いて大
河ドラマの原作になった「武田信玄」の方が先に頭に浮かんでしまいました。よくよ
く調べてみると山関係の著作も非常に多くありました。
本は読んでみるとどんどんのめり込んでいきました。劔岳の登頂ルートの探索や測
量という仕事。軍部、山岳会、山岳信仰と複雑に絡み合った背景。そして厳しい自
然との闘い。男同士の絆など見所が1冊に凝縮されていました。
冬山は登らないですし、自慢できるような山にも登ってはいませんが、山ノボラーの
端くれとしては、書いてある以上の苦労があったことが容易に読み取れました。装
備にしても当時と今では雲泥の差があります。ましてや測量の建材まで運ぶとなる
と想像を絶する仕事だったのではないでしょうか。
撮影はリアリティ徹底的に追求して撮られているようなので、登山を嗜み、原作を読
んだものとしてはどのように映像化されているのか楽しみな作品です。
2009年5月 5日
顔振峠
MOUNTAIN DIARY > 埼玉県 > 顔振峠
地元の友達と1年振りに登山に行ってきました。去年もGW期間中に城山に登ったので、この
メンバーで行くのは約1年振りです。西武池袋線で吾野駅に行き、顔振峠を目指します。
山裾の町を抜け、「関東ふれあいの道」に沿って山道を進みます。緩やかな道を上がっていくと、
展望が開けてきて、正面に摩利支天が建立されていました。もう少し登ると峠に出て、登ってき
た道を振り返ると、展望が開けていました。
残念ながら薄曇りの天気だったため、遠くまでは見えず、富士山も見えませんでした。顔振峠は
その昔、義経と弁慶がこの峠を越えるのに、あまりの絶景に何度も振り返ったという伝説があり、
峠の名前の由来にもなっているそうです。確かにMapに掲載されている写真は素晴らしく、晴れ
ていたらと思ってしまいます。
茶店の並ぶ峠はさすがに混雑していたため、15分程歩いた諏訪神社の広場で昼食にしました。
展望がない替わりに境内は躑躅?が満開でした。
昼食後、今回の最高到達点の越上山(標高566m)を踏み、針葉樹やシダの生い茂る山道を抜
けてユガテの集落に向かいます。
ユガテは山の中に突然開けた集落で、花に囲まれ、絵に書いたような山村風景でした。
そこでは朝に収穫された野菜などが置かれた無人販売所があり、旬のタケノコも売ってました。
お土産に連れの2人はタケノコを購入して、リックサックからはみ出る程大きなタケノコを持って
帰りました。
※コース紹介
吾野駅⇒顔振峠⇒諏訪神社⇒越上山⇒十二曲り⇒エビガ坂⇒ユガテ⇒福徳寺⇒東吾野駅
標準歩行時間:3時間50分
2009年5月 4日
次はここに・・・
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5連休初日の2日、北アルプスの穂高連峰、
涸沢カールに約190張りのテント村が出現したそうです。
何とも幻想的な光景です。
GWの渋滞、世界中で騒がれるインフルエンザなど
無縁な空間なんでしょうね。
情報過多でパソコン、携帯を手放せなくなっている・・・
そんな物をすべて取り去り、
目の前に広がる自然の情報のみを感じ取る。
そんな時間もしばらく取っていないな~。
涸沢ヒュッテのホームページでみるとさらに詳しく
このGWの様子がうかがえます。