定額データ通信は3大通信会社(ドコモ、au、ソフトバンク)から
既にiモードやEZweb、さらにはPCサイトビューワーなど
携帯電話からの直接のアクセスに限り、定額のサービスを行っていたが
今回、ドコモがサービスを発表したのがPCと接続したデータ通信の定額通信。
まさかDoCoMoが先陣を切るとは・・以外でした。
ソフトバンクがVodafoneを買収した時にコレを打ち出してくるのではと
思っていたのですが・・・それもなく。
ナンバーポータビリティー以降、純減が続くドコモのまさに一手と思えてなりません。
実際のところPC接続の定額性はWILLCOMやイーモバイルが
既に提供しているのですが、この2社に限っていえば、まだまだ
通信速度や通信エリアが限られてしまっている為、一部の人しか
その恩恵を受けることが出来ないでいました。
それが今回のドコモのサービスにより、まさに日本中何処にいても
PCでインターネットが環境が使えることになります。
例えば、山にPCを持ち込んでブログを更新なんてこともできるし
もうちょっと通信速度が上がれば、Skypeを使って通信料金無料なんて
芸当も可能になってくるのではないでしょうか。
(定額性でなければ何処でも使えるのですが、莫大なデータ容量の
PCサイトを閲覧した日にはパケット代が恐ろしいことになりかねません。
ドコモの定額データ通信について多少説明すると
定額データプランHIGH-SPEEDと定額データプラン64Kの2種類があります。
後者はスピードが遅すぎるので僕は眼中にありません。
HIGH-SPEEDプランですがこちらはHSDPA圏内(まだ一部の地域のみ)であれば
最大3.6Mbpsの速度で通信可能です。
ちなみにyahoo!BBのADSLが8Mbpsなので半分くらいの速さとしても
体感的にはストレスなくインターネットを楽しめると思います。
HSDPA圏外ではやはりスピードが落ちて最大384Kbpsとなります。
光やADSLの速さに慣れてしまうと遅く感じるかもしれませんが
アナログ回線時代の速度に比べたらそれでも速いです。
ただ、携帯のなので電波状況などの影響により
回線速度も変わってくるので一概には速いとは言えませんが
日本全国のFOMAの圏内であればサービスの利用が出来るのはかなり魅力です。
ちなみに料金ですがHIGH-SPEEDプランで10500円、64Kプランで4200円
さらに対応プロバイダー「mopera U」に加入しなくてはならず、
それが、それぞれ800円、500円とかかります。
値段はさておき、ドコモがPC接続での定額データ通信を発表したのは
auもソフトバンクも傍観できないでしょう。
今後、携帯業界とくくりだけではなく、モバイル(PC、スマートフォンなど)全体としても
面白くなってくるのではと期待しています。
■定額制データ通信(DoCoMo)