IT(Information Technology)の世界では、いろいろと新しい技術が生まれ、
メディアがその話題を取り上げるようになると
みんなが一斉にそこに振り向く傾向が強いような気がします。
もちろん、情報を扱う分野なのでそれなりのスピード感は必要になってくるのですが、
数々の言葉が生まれ、いつの間にか話題にならなくなった物も多いです。
例えば、セカンドライフ、Web 2.0やSNSなど。
そんな中、今、新たに話題になっているAR(拡張現実)と言う技術であります。
どんな物かと簡単に言ったら、現実にないものが見える技術。
良くあるのがカメラ越しに覗くと、そこには実在しないものが写ったりするもの。
ドラゴンボールに出て来るスカウターなどは分かりやすい例。
これはPlaystation3のゲームですが
カメラ越しに写した映像に、画面上では猿が登場し、一緒に遊ぶといったもの。
この技術がさらに進化すれば、スターウォーズばりのCGで
実体を投影しながらのコミュニケーションも可能になってきそうです。
そして、今、この技術がiphoneアプリで話題になっています。
その筆頭がセカイカメラ。
すでにファッションブランド「LOEWE」とのコラボレーションを行っています。
これからは色々な分野で使用されていくかと思いますが、
それでは、この技術が山とコラボレーションするとどうなるか?
と言う一つの答えが既にオーストリアの企業よりiphoneアプリとして配信されています。
その名も「Peak.ar」
カメラ越しに見ると、山の位置と標高が映し出されます。
コレ、日本の山でも一部、対応しているみたいです。
山頂で案内図があるところもありますが、ないところがほとんどなので、
これで周りの景色を映し出すとどの方向にどの山が見えるかなんてのが分かります。
「高い山が見えるけど、あの山、何て山?」ってことが良くあるので
こんなアプリがあったら便利そうです。
そうそう、これ僕が持っているiPod touchだと使えないんです。
カメラがないんで・・・。
やっぱりiPhoneか!!ってことになってしまうんですが、
イー・モバイルも契約中だし、通常の携帯も仕事で使わなくてはならなく解約できないし。
iphoneが無線ルータとして定額データ通信できるようになれば、即買なんですが。