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東京生まれの東京育ち。そのため幼少の頃より田舎でのスローライフに憧れ続けて30年。 HELLO MOUNTAINはそんな自分と自然とを繋ぐ大切なもの。

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2007年9月30日
マラパルテ邸~Villa Malaparte~

カプリ地区の散策もいよいよ後半戦に突入。マテルマニアの洞窟で充分な休憩も取り、
体力も回復した。では出発進行。

CIMG0302.JPG

風景はこれまでの山に囲まれた道から、海沿いの道へと変わってきた。雨は止んできたが、
曇り空は相変わらず。天気が良かったら海を望む風景はもっと違っていただろうなぁ。山歩き
同様で天気には勝てません。


CIMG0303.JPG

ここまでも道幅は狭かったが、海沿いの崖に面した道は更に狭い。幸いにも他の人とすれ
違うこともなかった。しかし、このコースは観光モデルにもなっているというが、ホントなのか
な?まぁ、カプリ島のようなリゾートで、悪天候の時にわざわざハイキングをする人間は僕ら
くらいなのだろう。


CIMG0304.JPG

そんなくだらないことを考えながら歩いていると、木の合い間に自然ではない赤が見えた。
あれがマラパルテ邸に違いない。それにしてもあんな断崖絶壁に家が建っているとは驚き
です。雨上がりで建物が濡れているので、赤がさらに鮮やかに見えました。そこでふと素
朴な疑問が。あの家にはどうやっていくのだろう?地図を見てもあの家にたどり着けるよう
な道は見当たらない。建物はそもそも別荘なので、私道とかあるのだろうか?


CIMG0308.JPG

その疑問は更に少し進んだところで解決!写真だと分かりづらいかもしれませんが、別荘から
崖沿いを海辺まで降りる階段を発見。あれで行き来しているらしい。ということは町に出るため
には毎回海まで降りて、そこから船で移動なのか!?帰りはその逆で、あの階段を登って・・・
さすがにカプリに別荘を構えられる人のスケールは違うなぁ。

マラパルテ邸
イタリア・トスカーナ出身の作家クルッツィオ・マラパルテの別荘です。カサ・マッサ(Casa Matta)
や赤い家(Casa Rossa)で知られる建築家アダルベルト・リベラの設計と言われています。しかし、
リベラは初期段階で手を引き、マラパルテ本人が途中から手を加えて完成させたとう説が有力な
ようです。
建物はマラパルテの死後、中国に寄贈され、文化財団センターとなり会議や美術展に使用され
ました。現在は私有されており、残念ながら、周辺や内部の見学はできませんでした。




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2007年9月29日
フィーコの階段とマテルマニアの洞窟~Scala del Fico & Grotta di Matermania~

自然のアーチから少し道を戻り、フィーコの階段を降りて、次の目的地マテルマニアの洞窟に
向かいます。


CIMG0278.JPG

階段は整備されていて雨でも歩きやすい。相変わらず道幅は狭い・・・
フィーコの階段は全部で533段!下りばかりだったので、比較的楽に歩けました。


CIMG0281.JPG

しばらく歩くと洞窟の入口が見えてきた。雨も降っているし、雨宿り兼休憩をしよう。そういえば
お腹が空いてきたような気がする。


CIMG0294.JPG

当たり前だが、洞窟内は暗い。しかし、雨を避けて休憩するには洞窟はうってつけの場所だった。
マテルマニアの洞窟は別名マトロマニアとも呼ばれ、ローマ帝政期に広まった秘教マテルマニア
(Mater Magna)を祀っていた場所と言われている。洞窟奥には階段で上れる祭壇跡?のような
ものもあった。洞窟内はアーチ型の天井が特徴で、壁面は漆喰で装飾されており、デコボコして
いる。これは洞窟内で岩から染み出す水を効率的に集めるためらしい。こうした遺跡を訪ねると
先人たちの知恵に驚かされる。

※マテルマニア通り→自然のアーチ→フィーコの階段→マテルマニアの洞窟→トラガーラ通り
のルートは下りが多く楽なコースです。逆ルートはフィーコの階段等が上りになり、心臓破りの
階段&坂道の連続なので、脚に自信のある人以外は避けたほうがよさそうです。




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2007年9月26日
自然のアーチ~Arco Naturale~

CIMG0243.JPG

カプリ島は中心街を除いて狭い道が多い。一本脇道に入るだけですれ違うのがやっとぐらいの
道になる。


CIMG0256.JPG

カプリ地区からロンガーノ通り(Via Longano)からマテルマニア通り(Via Matermania)経由で
歩くこと約30分。だんだん家が少なくなり、ハイキング気分が漂ってくる。そうこうしているうちに
自然のアーチに到着。


CIMG0257.JPG

自然のアーチは青の洞窟とならぶカプリで最も魅力的な景観のひとつ。200m以上の高さから
岩のアーチを通して青い海、打ち寄せる白い波、緑の木々が見える。全てが自然の力で生み
出されたとても珍しい景色だった。当日はあいにくの雨であったが、そのおかげで、他に人が
おらず、この景色を独占することができた。

なお、カプリ島には周遊クルーズツアーがいくつもあり、海からアーチを眺めることもできます。




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2007年9月24日
ソラーロ山~Monte Solaro~

記念すべきHello Mountainブログの1回目はやはり山ネタで行きたいと思います。

イタリアのカプリ島に行った時にソラーロ山に登りました。といってもリフトでしたが・・・
リフトからは眼下の白い町並みや山中のブドウ畑が見えました。そのブドウ畑には、なぜか
サングラスをした石人形がおいてありました。あとで聞いたらそこは『人形たちの庭』として
有名なところでした。

CIMG0352.JPG

CIMG0353.JPG


リフトに揺られること約10分。ソラーロ山の山頂駅に到着しました。ソラーロ山は海抜589mで
カプリ島の最高峰です。展望台からはアナカプリ地区が一望できました。

CIMG0362.JPG

CIMG0359.JPG


カプリ島というとやはり、青の洞窟が有名です。ナポリからの日帰り船上ツアーもありますが、
青の洞窟しか行かないのがほとんどです。僕が行った時はカプリを満喫するため島内で3泊
しました。そのおかげでいい景色を目に焼き付けられました。




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