シカブログのトップ画像

【シカ】群馬県に育つ。上京して十数年、アパレル業界(パタンナー)からIT業界への転進。自然回帰への方向へ体が向かってしまう一方で時間さえあればパソコンに一日向かっても問題なし。PCよりモバイルの方が得意。小さい画面にデザインを凝縮するのが気持ちよかったりする。ニュージーランドへの遊学が「HELLO MOUNTAIN」誕生のきっかけとなる。「HELLO MOUNTAIN」の発起人で当サイトの制作担当

HOME > BLOGS > シカ

2009年11月 3日
新田次郎

山に関する創作物に触れるようになると
新田次郎原作の物が多いことに気づきます。
新田次郎 Wikipediaより


経歴を調べてみると本人は登山家だとか山が好きだとか言うのではなく、
中央気象台(現:気象庁)に入庁し、そこで富士山観測所に配属されており、
また、富士山気象レーダー建設責任者として、建設を成功させるなど
仕事を通して山に関わるようになったようです。
ちなみに富士山気象レーダー建設の話は
プロジェクトX 挑戦者たち Vol.1 巨大台風から日本を守れ
で取り上げられています。


先日の「劔岳 点の記」もそうですが
最近、ロッククライミングを取りあげた「孤高の人」と言う漫画を読みました。
こちらの漫画はまだ続巻中ですが、原作はやはり新田次郎。
現代版にアレンジされていますが、
山の厳しさとその状況下でしかみえない素晴らしさを描いています。
主人公の山へ掛ける意気込みが強く感じられ、
これを見て学んだことは、日頃の生活を山への訓練と思うことで
冬の寒さを堪える気力になりそうです・・・たぶん。


またロッククライミングの魅力も感じるようになりました。
補足で説明しますがロッククライミングは登山の一部門だが、
一般的な山登りとは区別されています。
そしてロッククライミングは目的によりさらに細分化されて
困難な山へ登ることを目的としたアルパインクライミングと、
純然とよじ登ることを楽しむフリークライミングの2種類に分けられるとのこと。
もちろん、僕がやりたいのはフリークライミングですが、
「孤高の人」はアルパインクライミングです。


漫画版は現在7巻まで発刊しています。
孤高の人 1 (ヤングジャンプコミックス) 孤高の人 2 (ヤングジャンプコミックス) 孤高の人 3 (ヤングジャンプコミックス) 孤高の人 4 (ヤングジャンプコミックス)
孤高の人 5 (ヤングジャンプコミックス) 孤高の人 6 (ヤングジャンプコミックス) 孤高の人 7 (ヤングジャンプコミックス)


原作はこちら
孤高の人 (上巻) (新潮文庫) 孤高の人 (下巻) (新潮文庫)


その他に新田次郎氏は歴史物も小説も書いています。
今回、新田次郎に敏感になったのはこちらの要因が大きかったかも。
と言うのも僕の生まれ育った町の歴史的英雄について書いているからです。
新田義貞〈上巻〉 (1978年)


どんだけ、郷土愛を植付けられ教育されたのだか・・・
一種の洗脳です(笑)
自慢できる町ではないですが、僕にとって、かけがえのない町です。
振り返るとそんな町を離れて、人生の半分を過ごしていました・・・




コメント(0)

2009年11月 1日
ようやく鑑賞「劔岳 点の記」

ニシさんから遅れること2ヶ月
ようやく、「劔岳 点の記」を観る機会にめぐり合えました。


劔岳を登頂するまでの大変さはすごく伝わってきたのですが、
実際に登頂した時の描写があっと言う間だったので
個人的には簡単に登れてしまう印象になってしまったのが、ちょっと残念でした。
それでも、山と人間との関わりはすごいものでした。
まっ、あまり映画の内容には触れないこととして
この映画でこんなことを言っています。


誰かが行かねば、道はできない -木村大作と映画の映像-
「誰かが行かねば、道はできない」


今のご時勢、何処に行こうが道が出来ている、そう感じます。
登山道も然り。
これに似た経験で言うとアジアを旅している時に強く感じたのですが、
何処に行こうが日本を感じる物があるんですよ。
例えば、車だってそう、
世界中、何処行こうがTOYOTAの車を見ない国はないと思います。
最初は手段も方法もなかったところを
先人の方たちの努力によって道が切り開かれた。
だからって、僕達も道を開かなくてはいけないかと言うのではなく、
先人の方に対する敬意を持っていたいと思った次第です。
そう、次回の登山からは、この登山道は誰が始めに開拓したんだろうって。


ここのところ、新田次郎氏原作の物に触れる機会が多いので
それは改めて紹介したいと思います。




コメント(0)

2009年10月16日
山登りモノ登り

monoSTYLE OUTDOOR No.2 (ワールド・ムック 772) monoSTYLE OUTDOOR No.3 (ワールド・ムック 783)

別冊から本家へと

mono (モノ) マガジン 2009年 11/2号 [雑誌]
登山ブームの到来を感じます。


この流れに乗って、ブログの更新も登り調子↑




コメント(6)

2009年10月15日
Blog Action Day 09/気候変動

この記事は【Blog Action Day 09/気候変動】の一環です。

まだ僕が小学生だった頃、今から20年以上前の話です。
実家の近所に小川がありました。
その小川ではザリガニが取れたのでスルメを餌に
ザリガニ釣りに没頭したものです。


それから数年(数十年)経った、
そんな思い出も忘れかけていて頃、
その小川がある場所を通った時のことです。
あるべき小川がなくなっていました。
渇水なのか、埋め立てなのか、
あまり追求する気もなかったので
原因は分かりません。
今、思えば思い出の場所がなくなったってことです。


世間で言われている気候変動がもたらすものと言ったら、
異常気象、砂漠化、海面上昇、渇水などがあります。
何か身近でこれらが原因で大きな変化がありましたか?
例えば、川、池がなくなった、
海沿いではビーチがなくなった、
山の風景から雪化粧がなくなった、
毎年、冬には2階まで積もっていた雪が少なくなった、
もちろん、これら現象は深刻な問題かもしれませんが
死活問題になるほどではないと思います。
あえて、言うなら思い出の場所がなくなってしまった程度で済んでいるうちは
幸いなのかもしれません。


オーストラリアの北東に小さな島国、ツバルと言う国があります。
この国は今、近い将来、島ごと海中に沈んでしまうと言う
深刻な問題に直面しています。
原因は海面上昇と言われています。
(一部では地盤沈下とも言われているので一概に
海面上昇が原因とは言いがたいのですが。)


この状況に対して、当の国民たちはこんなことを思っています。

近隣各国もツバルからの移民を受け入れ始めているようですが、
1:10あたりででてくるおじさんの言葉が本当の気持ちを物語っているような気がします。


「私はツバルで死ぬんだ」


どれだけ、やり切れない気持ちでいることでしょう。
他国に移民してしまえば、解決してしまうことかも知れませんが、
気候変動による影響は言葉で表せる以上に
様々な人から大切なもの、思いを奪っていく、そう感じてしまいます。




コメント(0)

2009年10月12日
iphoneアプリと山

IT(Information Technology)の世界では、いろいろと新しい技術が生まれ、
メディアがその話題を取り上げるようになると
みんなが一斉にそこに振り向く傾向が強いような気がします。
もちろん、情報を扱う分野なのでそれなりのスピード感は必要になってくるのですが、
数々の言葉が生まれ、いつの間にか話題にならなくなった物も多いです。
例えば、セカンドライフWeb 2.0SNSなど。


そんな中、今、新たに話題になっているAR(拡張現実)と言う技術であります。
どんな物かと簡単に言ったら、現実にないものが見える技術。
良くあるのがカメラ越しに覗くと、そこには実在しないものが写ったりするもの。
ドラゴンボールに出て来るスカウターなどは分かりやすい例。



これはPlaystation3のゲームですが
カメラ越しに写した映像に、画面上では猿が登場し、一緒に遊ぶといったもの。
この技術がさらに進化すれば、スターウォーズばりのCGで
実体を投影しながらのコミュニケーションも可能になってきそうです。


そして、今、この技術がiphoneアプリで話題になっています。
その筆頭がセカイカメラ
すでにファッションブランド「LOEWE」とのコラボレーションを行っています。


これからは色々な分野で使用されていくかと思いますが、
それでは、この技術が山とコラボレーションするとどうなるか?


と言う一つの答えが既にオーストリアの企業よりiphoneアプリとして配信されています。
その名も「Peak.ar
カメラ越しに見ると、山の位置と標高が映し出されます。


original.jpg


o%EF%BD%93riginal.jpg

コレ、日本の山でも一部、対応しているみたいです。
山頂で案内図があるところもありますが、ないところがほとんどなので、
これで周りの景色を映し出すとどの方向にどの山が見えるかなんてのが分かります。
「高い山が見えるけど、あの山、何て山?」ってことが良くあるので
こんなアプリがあったら便利そうです。


そうそう、これ僕が持っているiPod touchだと使えないんです。
カメラがないんで・・・。


やっぱりiPhoneか!!ってことになってしまうんですが、
イー・モバイルも契約中だし、通常の携帯も仕事で使わなくてはならなく解約できないし。
iphoneが無線ルータとして定額データ通信できるようになれば、即買なんですが。




コメント(0)

最近のエントリー
HELLO 2011
2010年春 導火線
ここのところ気になったこと
2010年登山
片山右京さんの遭難で思うこと
ニッカーボッカーで40年代風
男もOK?森ボーイ、山ボーイ。
山から学ぶ
「山ガール」が増殖中!?
アクセス解析の結果からアウトドアブームを読み取る?!
新田次郎
ようやく鑑賞「劔岳 点の記」
山登りモノ登り
Blog Action Day 09/気候変動
iphoneアプリと山
2009年秋・ファッション情報
mountain, or not
2016年東京オリンピック
「Blog Action Day 09・気候変動」に参加します。
世界旅行 with LONELY PLANET 2009

SPECIAL

  • 登山携帯サイト

BLOGS

メンバーリスト

FREE SPACE

月別エントリー
2013年04月(2)
2013年02月(1)
2012年12月(1)
2012年11月(2)
2012年10月(1)
2012年08月(2)
2012年07月(1)
2012年04月(2)
2012年01月(1)
2011年12月(1)
2011年11月(2)
2011年10月(1)
2011年07月(2)
2011年05月(2)
2011年04月(2)
2011年02月(1)
2011年01月(2)
2010年11月(2)
2010年10月(2)
2010年06月(3)
2010年04月(3)
2010年03月(2)
2010年02月(1)
2010年01月(3)
2009年12月(3)
2009年11月(9)
2009年10月(13)
2009年09月(8)
2009年08月(4)
2009年07月(8)
2009年05月(7)
2009年04月(2)
2009年03月(5)
2009年02月(6)
2009年01月(4)
2008年12月(4)
2008年11月(1)
2008年10月(4)
2008年09月(3)
2008年08月(5)
2008年07月(4)
2008年06月(12)
2008年05月(9)
2008年04月(10)
2008年03月(5)
2008年02月(1)
2008年01月(2)
2007年12月(2)
2007年11月(9)
2007年10月(26)
2007年09月(49)
2007年08月(20)



RSSフィード
twitterツイッター
HELLO MOUNTAINロゴ
COPYRIGHT (C) HELLO MOUNTAIN 2007 ALL RIGHT RESERVED.