すでにニュースでも話題になっているが浅間山が噴火した。
今回の噴火では灰が東京都心まで降ったり、
噴煙が2000メートルも立ち上ったり、
1mぐらいの噴石が火口から500m離れた場所にまで飛んできたりとしたらしい。
で、今回の浅間山の噴火の一件で驚かされたのは
その規模もさることながら、噴火予知の精度でもあった。
これは僕らが以前、浅間山に登ったときの実体験に基づいている。
登る前日に【噴火警戒レベル】が1から2に引き上げられ、
当日は警告がでているなか、火口付近まで登ることができたのだが
その翌日に浅間山の噴火をニュースで知ることとなる。
まさに、間一髪の登山ではあった。
警告レベルが変更されてから、2日後には既に噴火が起こっていたのだ。
そして、今回の噴火も【噴火警戒レベル】が2から3に引き上げられたのが2月1日で
噴火が起きたのが2月2日の未明である。
それこそ直ぐに噴火が起きている。
噴火と言う大きなニュースの影に隠れてしまっているが
【噴火警戒レベル】の精度って日頃からの観測があるからで
それを地道に続けてきた人たちのおかげであるということを忘れてはならない。
ちなみに僕たちが登った際に【噴火警戒レベル】を無視した言い訳は
「警告レベルの変更を知らなかったことにしよう」と。
今回の一件を機に反省します。
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